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天文学史で、チチウスボーデの法則があったと記憶する。
この法則は、太陽系の惑星の公転軌道が、一定の法則になっているというもので、
その法則から推測すると、火星と木星の間が離れていて、その間に、未知の惑星が
あるのではないかと考えられた。
観測の結果、惑星ではないが、イカロスとかの小惑星が発見され、小惑星帯と分類
されるようになった。
ただ、ボーデの法則自体は、天王星、海王星と惑星が発見されるに及び、偶然の
法則と結論付けられている。
同じように、科学史には、偶然が、法則性を持っているのではないかと考えられ、
その結果、別の新規の発見がなされるということがしばしばある。
元素周期律表の発見は、偶然ではなく、必然的な結果だった例だ。
化学反応の性質の似た元素をグループ分けして並べてみた。そうしたら周期になっている
ような表となった。それが元素周期律表だ。
デカルト以来の、近代科学は、帰納、演方法によって進んでいる。
帰納させること→測定したり、サンプリングしたり、データーを集めたりする。
演繹すること→サンプル、データーをもう一度整理し、再構築して考察すること。
である。
今回の、鉛同位体比分析は、まさに、この帰納演繹のタイミングの是非が問われている
分野となっているように感じられてならない。
生きていて、進行し続けている学問分野なのだ。
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