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鉛同位体分析の限界

 投稿者:勉強し直し者  投稿日:2008年 2月 9日(土)22時43分23秒
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  >新井氏がデータをとった文献の中には間違いなく、椿井大塚山出土鏡を山崎らが測定した値と、のちに馬淵らが再測定した値の一覧が含まれている。
それらの同一鏡が示す指数の平均は0.27%。これが37例。
また、平原八葉鏡12、13号鏡の2例を追加すれば、39例で平均0.25%。

明らかにこのデータを見ているのに、6例から0.05%を導き出したのは何故か?

 0.05%を、測定の「分解能」というように理解していましたが、再測定
の結果、0.25%の測定差が出たというわけですか。それも数十サンプルで。

 0.05%内でも、表示としてはグラフ的には重ならないわけですが、0.25
となれば、いわゆる「後漢・三国鏡タイプ」(古墳時代青銅器)範囲内で、
1/3ぐらいのバラツキになるんじゃなかろうか。

 大体、鉛同位体比測定には、1mg程度のサンプル量が採取されるらし
いが、1キロの青銅器で、5%の含有量なら50gの鉛がある。
また、鉛は10μから100μ程度の粒になって析出しているが、ごくわず
かに組織マトリックス(青銅成分の組織)内に溶けているものがある。

 サンプル採取場所による分析値のバラツキを拾っているのかもしれない

よってサンプリングの部分的なバラツキも結構大きいのではなかろうか。

 で、馬淵先生は非常に慎重な発言、報告をしていたところ、いいとこ取り
のトンデモ説が出てきたということだ。

 文献を探して、勉強のし直しだ。
 
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