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類似指数の驚愕

 投稿者:旅に出る者  投稿日:2008年 2月11日(月)23時16分13秒
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  恐縮です。

 新井先生の類似指数をそのまま敷衍しますと驚愕の結論が出てきます。

 ご承知とは思いますが、景初四年盤龍辰馬鏡と広峰鏡は同氾鏡です。

 また、正始元年柴崎蟹沢鏡と兵庫県森尾鏡も同氾鏡です。

 その上で、0.05%の類似指数でくくった場合、これら6枚は、非常に近い時期に、
連続的に鋳造されたという結論が演繹されます。

 一般的に、土鋳型は、鋳型を成型すると、時間をおかずに鋳造することを基本として
います。それは、砂でできているために、放置していると湿気を吸い込むためで、
湿気を嫌う鋳型は、すぐに鋳造されることを常とします。
 また、放置しますと破損する恐れもあり、すぐに鋳造するのは、古来からも変わらない
技術だったのではないかと推測します。

 となると、6枚は、一ヶ月程度以内に連続して鋳造されたことになります。

 また、古墳一括出土鏡に類似指数から兄弟鏡があるところから、一回の鋳造で
10枚程度が鋳造されたのなら、推定一千枚程度の三角縁鏡は、100回の鋳造で
全数製作されたことになります。

 同氾鏡には、他にも兄弟鏡があるとも思われ、鋳造順序が揃っていなければ、
紀年銘鏡グループだけで、二十枚以上は鋳造されているとも考えられるのです。

 黒塚古墳の発掘からは、今後も三角縁鏡は出土するだろうが、鏡の形式は出揃って
おり、種類はさほど増えないだろうとも言われています。

 紀年銘鏡は、数ヶ月程度の短期間で製作されたのか。
 
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